トニカクカワイイ

INTRODUCTION

「一人では形をなさぬ 二人の愛を誓い合うんだ」
運命の出会いからのプロポーズ、ボロアパートの新婚生活、結婚指輪に両親への挨拶からのアパート全焼にもめげず、昭和な家屋で愛を深めていく新婚のふたり……だんな様の名前は由崎星空(ナサ)、お嫁さんの名前は司。トニカク可愛いお嫁さんと、ときめき、うきうきがいっぱいの新婚生活は、お世話になっている有栖川家の綾と要、だまされやすい純真な少女・千歳とメイドたち、そして新たに登場する素敵な友人たちを迎え、さらに賑やかに!さてさて、ふたりの結婚式はどうなることやら!?

2022年画業20周年を迎え、その筆がますます冴えわたる畑健二郎・原作、小学館「週刊少年サンデー」にて絶賛連載中!人は何故、結婚するのか――トニカク可愛い、そして尊い、珠玉のエピソードが満載!全世界にカワイイとトウトイを拡散した大ヒットアニメ、第2期シリーズ!

STORY

#12夫婦

仕事に熱中し風邪をひいてしまったナサ。司は大丈夫だと言い切るナサを病院に連れていき、看病をする。体調がよくなったナサは、司と夏祭りへと向かうことに。「自分のことを心配してくれる人はどれくらいいるのか」と話すナサに、司はある言葉を告げる。

#11友人

親睦を深めるため、ナサの提案により有栖川家でたこ焼きパーティーを開催することに。一方、司を追って銭湯に千歳たちがやってくる。ゲーム好きな綾、司、千歳たちは意気投合し、たこ焼きパーティーもそこそこに熱い戦いの火蓋が切って落とされた・・・!

#10家路

有栖川家での新婚生活が始まった司とナサ。これまでと変わらず過ごす二人だったが、前の家の大家より新しく建てる新築のマンションを貸し出せると連絡がくる。モデルルームを見学しに行く二人が案内されたのは、高層のタワーマンションだった。

#09日常

奈良から帰ってきた司とナサは、落雷による突然の火事により住む場所を失ってしまう。ナサの周到な備えにより被害は少なかったものの家がなく困っている二人に、新居が決まるまで空き部屋を使ってよいと要が声をかける。有栖川家での新しい新婚生活が始まる。

#08親子

奈良へ到着したナサと司は両親の住む家へと向かう。二人を呼び出したにも関わらず緊張を隠し切れないナサの父・縁と母・叶香。挨拶も早々に縁は司と二人きりで話したいと告げる。そして縁と司はある約束を交わした。

#07旅行

夜行バスに乗りナサの両親が住む奈良へと向かうナサと司。新婚旅行を楽しむ二人だったが、途中のサービスエリアに千歳が現れ、司にどうして結婚するのかと問い詰める。その場に偶然居合わせたナサだったが、千歳の言葉が頭から離れなかった。京都に寄り観光を楽しむ二人の前に再び千歳が現れる。ナサが司の結婚相手に相応しいか試そうとする千歳に、ナサは結婚を決断した理由を告げる。

#06報告

新婚生活に夢中でまだ両親に結婚の報告をしていないことに気がついたナサ。電話で簡単に報告を済ませようとするナサに、司は両親と会って挨拶をしたいと告げる。照れくささを隠し切れないナサだったが、二人はナサの両親が住む奈良へと向かうことにする。

#05指輪

鍵ノ寺家での騒動の中、教会で愛を誓ったナサと司。いつもの銭湯でプロポーズをしたことを要に話すナサだったが、まだ指輪を渡していないことを指摘される。これまで気にしていなかったナサだったが、新婚生活の中で次第に指輪について意識し始める。

#04約束

ナサの帰りを待つ司の前に、司を姉様と慕う少女、千歳が現れる。司を迎えに来たと話す千歳だが、司に相手 にされず悲しんでいたところ、戻ってきたナサと出会う。励まされる千歳だったが、ナサが司の結婚相手と分かる と態度が急変。千歳はコミュニケーションを取ろうとするナサを黒塗りの車に押し込み、連れ去ってしまった。

#03姉妹

いよいよ新婚生活が始まったナサと司。二人はナサの中学の後輩、有栖川要が切り盛りする銭湯に向かう。ナサが女性を連れてきたことに驚く要だったが、結婚報告を受け何かを気にしている様子だった。一方、先に湯につかり身体を伸ばす司の前に、要の姉、綾が現れる。綾からナサとの関係を尋ねられた司は、ナサの親族だと答える。

#02初夜

婚姻届を提出したナサと司。夫婦となった二人が迎える初めての夜、ナサの部屋に二人分の生活用品はなく、司は一人ホテルへ泊まりに行こうとする。しかしナサは司を引き止め、共に買い物へと出かけることに。そうして始まる新婚生活だったが、リラックスした司の表情、パジャマ姿、寝顔、初めてみるお嫁さんの一面に、ドキドキが止まらないナサだった。

#01結婚

大雪の夜、高校受験を控える由崎星空(ナサ)は道の向こう側に美少女をみつける。運命的な出会いを直感し思わず美少女に引き寄せられるナサだったが、トラックに撥ねられ重傷を負ってしまう。瀕死の状態になりながらも美少女のもとにたどり着いたナサは、決死の覚悟で告白をする。「私と結婚してくれるなら、付き合ってあげる」と告げる美少女。ナサは「はい!」と即座に答えるが、その直後、気を失ってしまう。数年後、再会を信じバイトに明け暮れるナサの自宅に何者かが訪れる。扉の向こう側にいたのは、運命の美少女だった。